渡部 純著 四六判/202頁/本体1800円+税
「僕は君を守るために戦う(死ぬ)」。 日本の映画で、いったいいつから兵士はこう言うようになったのか。 そもそも家族や恋人への情愛は、戦争を否定するための論拠だったはずだ。 戦後日本における戦争のナラティヴの変容を明らかにする。 『シン・ゴジラ』『硫黄島からの手紙』『永遠の0』そして『七人の侍』……。 ISBN978-4-86258-149-5 (2022年12月12日刊行)