マイケル・ウォルツァー 著
萩原能久 監訳
A5判上製/518頁/本体7500円+税
ウォルツァー初期の大著、待望の完訳。「私の唯一の目的はピューリタンの急進主義が現代人にとってどれほど魅力がなかろうと、人間的には理解できるものにすることである」(本書3頁)
家父長制や身分制に立脚する封建体制が崩壊したため「主人(あるじ)なき人々」となった人間の不安と恐怖に対して、カルヴィニズムは、道徳的規律に留まらない《あらたな政治秩序形成原理》を提供した。
ISBN978-4-86258-141-9
(2022年3月20日刊行)
|