押村高責任編集
(「政治の発見」第8巻)四六判/並製/336頁/本体2400円+税
序文 越えるべき境界とは(押村 高)
第I部 理論的・歴史的考察
第1章 領土概念の定着とその矛盾──創造的越境のために(押村 高)
第2章 移動、遭遇、戦争──インディアス問題にみる世界観の転換(松森奈津子)
第3章 人をめぐる国際関係──国境を「越える」人と「越えない」人(岡部みどり)
第4章 グローバル化の逆説──新自由主義批判がはぐくむ越境ネットワーク(橋本努)
第5章 越境する問題群とグローバル・ガバナンスの多様化(山田高敬)
第II部 実践的考察
第6章 東アジアにおける国境を越えるヒトの移動──人間の安全保障の観点から(赤羽恒雄)
第7章 政治的境界を越えるイスラーム(今井宏平)
第8章 アフリカにおける国境と国家(加茂省三) 第9章 国境を越える社会運動と制度化されるNGOネットワーク──空間・運動・ネットワーク(高橋良輔)
ISBN978-4-86258-048-1
(2010年11月30日刊行)
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