宇野重規責任編集
(「政治の発見」第4巻)四六判/並製/306頁/本体2400円+税
はじめに──「つながり」の政治学に向けて(宇野重規)
第I部 つながり──暮らしから政治へ
第1章 身近な公園からの政治思想──プライヴァティゼーションとつながりの行方(高村学人)
第2章 承認をめぐる教育──認め合う関係はいかにして紡がれるか(坂口 緑)
第3章 多文化社会における反レイシズム文化構築の地平(森千香子)
第4章 社会民主主義と連帯の政治──「個人の連帯」に向けて(近藤康史)
第II部 つながりの政治思想史
第5章 代表制民主主義におけるつながりと切断(早川 誠)
第6章〈弱さ〉のなかのつながり──折口信夫と親密圏(石川公彌子)
第7章 宗教的なるものと社会的つながり──チャールズ・テイラーの議論を中心に(辻 康夫)
第8章 近代という物語──人の絆は合理的に構築できるか(小坂井敏晶)
第9章 政治が社会的紐帯を語るとき(宇野重規)
ISBN978-4-86258-044-3
(2010年10月22日刊行)
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