ティモシー・ガートン・アッシュ著
添谷育志監訳 添谷育志・葛谷彩・金田耕一・丸山直起 訳
A5判/484頁/本体6500円+税
イラク攻撃を巡り欧米諸国間に生じた亀裂は深く、結束の理由や気運は失せたかに見えたが、ガートン・アッシュは今こそデモクラシー諸国全体が自由・平和・貧困・環境など人類的課題に協調して取り組むチャンスだとする。「今日の世界には争いの種になる実に多くの壁が存在している。……だが、それらの背後にはすべての壁に中で最大の壁、心の壁が控えている。わたしたちが声を上げれば、やがてはこれらの壁も崩れ落ちるだろう。……声を発すること、それこそがわたしたちのなすべきことなのだ。」(本書436頁)。
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ISBN978-4-938662-92-9
(2011.5)
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